古い映画のチラシから・・・

7月13日(木)

このところ、「梅雨明け間近あるある」なのか、連日にわたって風がびゅーびゅー吹き、海に出られない日々が続いています。
用事があったので、茅ヶ崎の実家に帰りました。
部屋をごそごそ漁っていると、ある映画のチラシが出て来ました。
題名は、

「シティ・スリッカーズ」

という日本では92年に公開された映画です。
ニューヨークと思しき都会に住む仲の良いオジサン3人が主人公。
仕事や家庭のこととか色々と悩んでいます。その中の一人が見つけて来た、コロラド州での「牛追いツアー」、つまり「カウボーイツアー」に参加することになりました。冷やかし半分、ツアーの内容を甘く考えていた3人だけど、本格的な「カウボーイツアー」「リアルカウボーイ」にびっくり!でも、牛を追いながら荒野を進み、道中では牛の出産や激流を牛と共に渡ったり、はたまたツアーリーダーの死に直面してツアー続行か中止かで他の参加者ともめながらも敢行し、成し遂げて、参加前の暗い表情から一転して笑顔でニューヨークに帰って来る・・・、そんな物語だったと記憶しています。
放映された当時、ボクは1年浪人したこともあり、大学4年生で就職活動真っ只中(^^ゞ
その映画に触発されたわけではないけど、就職活動を終えてアルバイトに精を出し、アメリカに渡り、レンタカーで1か月間ほどアリゾナ、ユタ、コロラド、ニューメキシコ州などを旅しました。余談ですが、英語は全く喋れませんでした(笑)。旅自体は楽しかったのですが、時折、翌年からサラリーマンになる自分に不安を覚え、こんな思いが過りました。

「サラリーマン=大人になると、あの映画の主人公みたいにオレも疲れた大人になるのか?」

と思えてしまいました。
でも、こうも思いました。

「なるようにしかならない事を今から考えてもしょーがないじゃん」
「もしあの映画のように『疲れた大人』になっちゃったら、有休取ってまたアメリカに来ちゃえばいいんだよ」

と言い聞かせました。
余談ですが、その通りサラリーマンになって入社2年目から、「働き方改革」などの言葉や存在は皆無なのに、有休を取ってまたアメリカを旅し始めました(^^ゞ

ユタ州ブライスキャニオンにて、日付注目(笑)

その数、トータル10回(笑)!

モニュメント・バレーにて

あれからかなりの年月が経ち、サラリーマンを辞めて、オーシャンアンドスカイを開業し、10年を迎えました。
開業時に「疲れた人を元気にさせるのが、自分の仕事!」と思い、始めました。

あの映画を見て感じたことが、今は「仕事」になっているのに感慨深く思えます♪

楽しい夏にしたいですね☆

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